メンバー
メンバー

理事

当研究会は、2014年からのセミナー開催、全国の地区医師会等への講師派遣、事例集発行などのさまざまな活動実績をもとに、医療介護の現場理解及びICT活用ノウハウの両方を併せ持つ体制で、全国の地域包括ケアを担う皆様とともに活動してまいります。

会長

土屋 淳郎
土屋 淳郎東京都豊島区 土屋医院院長/豊島区医師会会長

「ICTを活用した医療介護連携ネットワーク構築のニーズが今後さらに高まってくる。各地で行われている様々な取り組みについての経験やノウハウをお互いが共有する仕組みが必要になるだろう」。このような考えのもとに2014年当研究会は発足し、ICTを活用したコミュニケーションをベースに、医療と介護あるいはその枠を超えた連携を推進して、患者中心の地域包括ケアシステムの構築を目指すことをビジョンに掲げ、学会等のセミナーや事例集の発行などを行ってまいりました。そしてこれらの活動をさらに発展させるべく2020年1月からは一般社団法人として活動することとなりました。

地域における多職種連携をすすめるためには、患者を支えようとする思いや地域でつながろうとする思いが大切です。その中でICTは気軽につながるためのツールの一つとしてセキュリティや信頼性などを高めることで安心して利用が進み、地域のつながりに役立つようになれば良いと考えています。

今後も当研究会の活動が地域包括ケアシステム構築並びに発展に貢献できれば幸いです。

副会長

山下 巌
山下 巌 東京都目黒区・豊島区 山下診療所 理事長/オンライン診療の健全な推進を図る有志の会代表幹事

理想の医療を現場で実践するためには、多様な立場の人たちが絶妙の連携を取ることが大事です。ICTに代表されるテクノロジーを駆使してそうした連携を組み上げることができれば、医療の幅が格段に広がります。その形は地域や構成するメンバーによって様々な個性があるはずですが、一方で共通した悩みがあり壁があります。全国で同じ課題に果敢に挑戦し続ける同志が集まることができる場、それが医介連です。これまでも、志を同じくする全国の人達と多くの縁で繋がってきました。今後さらにその縁が広がり深まることを楽しみにしています。

常務理事

小倉 佳浩株式会社レイヤード 地域医療ICT推進室室長

これまで、ITエンジニアとしての経験を生かして、医療介護専用SNSや生活習慣病予防などのためのICTを活用したシステムソリューションを設計・開発、地域医療ICT関連の技術で6件の特許を取得、事業計画立案・展開に従事してきました。また、全国各地の地区医師会、医療機関、介護施設、行政へ訪問し、各地区特有の課題解決のための議論にも参画させていただきました。

当研究会の基本理念に基づいて、全国の多職種の方々と共に、安全性、持続性を重視したさまざまなICTを活用した先進事例やノウハウを発信、共有する輪が広がることにより地域医療の発展に貢献したいと考えています。

理事

谷合 久憲
谷合 久憲たにあい糖尿病・在宅クリニック 院長

秋田県由利本荘市にて、たにあい糖尿病・在宅クリニックを開業、その傍ら「NPO法人由利本荘にかほ市民の健康を守る会」のメンバーとして、摂食嚥下ケアの講習会や認知症カフェ、ホースセラピー、大学生の社会参画と障がい者の就労支援を目的としたイベントの運営など、多岐にわたる活動に関わっています。

経済学者Joseph Aliois Schumpeter(オーストリア・ハンガリー帝国)は「経済発展の理論」の中で、inovationではなくneue Kombination(新結合)という言葉を使っていますが、inovationはinventionとは異なり、既存の技術を組み合わせることで新しい英知を得ることもinovationと説いています。ウイズコロナ時代の今日、単にデジタル化、ICT化を推進するという考えではなく、時代を超えてSNS、メール、FAX、電話、郵便、手渡しを組み合わせることで医療・介護・福祉業界のnew normalに対応する一助とすべく戦術を練ってきました。当研究会の活動が、地域を超えて全国の人達と繋がって発展していくことを楽しみにしております。

理事

多田 絵梨香
多田 絵梨香READYFOR株式会社 ファンドレイジング事業本部

外資系製薬企業、医療系学会事務局、人材紹介会社、医療スタートアップ等で、セールス(医療機関向け、薬局向け、アライアンス)・カスタマーサクセス・オンライン診療/オンライン服薬指導の事業立ち上げ・広報・政策渉外・マーケティング・採用等、様々な職務に従事してまいりました。
現在は病院・診療所・医療関連団体様のファンドレイズを支援する業務に従事しつつ、いくつか医療に関わる副業もしております。

これまでの仕事の中で、患者さんがより安心でき、医療従事者の負担も軽減する地域医療を作ることの重要性を、かねてより感じておりました。
ICTを適切に活用し、職種間の壁をなくし、患者にとっても医療と日常がより近接なものになる。そんな未来の地域医療の実現に微力ながら尽力したいと考えております。

理事

辻 毅嗣
辻 毅嗣大阪府豊中市 医療法人正幸会つじクリニック院長 豊中市医師会副会長、虹ねっと連絡会会長

大阪府豊中市で豊中市医師会と多職種連携の会、虹ねっとでICTを活用した情報共有(「虹ねっとcom」の活用)をすすめてまいりました。
「虹ねっとcom」は災害時にも非常に有益なインフラとなることがわかってきました。今後もこの研究会でご紹介いただいた事例を導入し地域包括ケアシステムの深化、在宅医療の質の向上を実践してまいります。ICTの活用による情報共有など、だれもがその価値を実感できるように、市民や地域に優しいD Xを多職種や行政と協働して漸進していきたいと考えております。

支援者

当研究会の基本理念に賛同し、社団法人設立時にご協力いただいた個人会員の方々(申込順)です。

  • 目々澤肇(東京都江戸川区 目々澤醫院 院長)
  • 朝比奈完(神奈川県横浜市 睦町クリニック 院長、横浜市立大学医学部 臨床教授)
  • 宮下勉(神奈川県横浜市 睦町クリニック院長 補佐/渉外部長) / 渉外部長)
  • 村崎佳代子(東京 豊島区 本町訪問看護ステーション 看護師)
  • 金子稚子(終活ジャーナリスト、一般社団法人日本医療コーディネーター協会 共同代表理事)
  • 嵯峨崎泰子(一般社団法人日本医療コーディネーター協会 共同代表理事、野崎クリニック 理事/看護師)
  • 上條武雄(山梨県上野原市 上條内科クリニック 院長)
  • 永島道夫(メディカルドメイン株式会社 代表取締役社長)
  • 丹下智広(株式会社INCJベンチャー・グロース投資グループ マネージングディレクター)
  • 松田怜佳(株式会社INCJベンチャー・グロース投資グループ バイスプレジデント)
  • 長岡健(法政大学経営学部 教授)
  • 西田伸一(東京都 調布市医師会副会長 西田医院 院長)
  • 行形毅(神奈川県 川崎市宮前区医師会副会長 鷺沼診療所 院長)
  • 田原順雄(東京都武蔵野市 田原医院 院長)
  • 谷掛駿介(奈良県奈良市 谷掛整形外科診療所 医院長)
  • 森田隆一(奈良県奈良市 森田内科循環器科クリニック 院長)
  • 吉野正俊(東京都 板橋区医師会 総務部理事 吉野内科クリニック 院長)
  • 野村和至(東京都 板橋区医師会 地域医療部・在宅部理事 野村医院院長、東京大学非常勤講師)
  • 荘司輝昭(東京都 立川在宅ケアクリニック 院長)
  • 清水健一郎(東京都 巣鴨ホームクリニック 院長)
  • 松本祐二(島根県 益田市医師会副会長 松本医院 院長)
  • 井上雅公(大分県医師会常任理事 杉谷診療所 院長)
  • 山中英賢(鹿児島県 厚地かもいけクリニック 院長)

法人会員

当研究会の基本理念に賛同し、法人会員として地域包括ケアシステム構築に協力いただいている法人です。

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